7月の景気動向指数が2カ月振りのプラスに|7月の消費支出0.1%増

時事

2024.09.07

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7月の景気動向指数が2カ月振りの上昇

内閣府が7月の景気動向指数を発表、2020年を100として、117.1と前月から3.0ポイント2カ月振りの上昇となったようです。

基調判断は「下げ止まりを示している」と据え置かれたようです。

8月も上昇となると基調判断も上方修正できるでしょうか。

7月の実質消費支出が0.1%のプラスに

総務省が7月の家計調査を発表し、実質消費支出が前年同月比で0.1%増となったようです。

物価変動の影響を除いた実質賃金が2カ月連続でプラスになりましたが、消費は収入の伸びまで届かず、節約志向が継続していることも垣間見れます。

NY株式市場、雇用統計で景気減速意識で下落

今朝終わったNY株式市場は、3指数共に下落。

ダウ平均株価は、410.34ドル安の40,345.41ドルと続落で終わっています。発表された雇用統計が市場予想の161,000人増に届かず、142,000人だったことで、景気減速が意識された売りが広がったようです。

9月の利下げはさらに意識され、これまでの予想の0.25から0.5までの見通しが広がっているようです。

日経平均、円高が進み4日続落

昨日の日経平均株価は、265.62円安の36,391.47円と4日続落しました。

雇用統計の結果を前に、警戒がひろがっていたようですが、為替相場もアメリカの利下げが意識されたのか、円高が進んだことも日本市場の売りを誘ったようです。

今朝のNY市場が下落していることや利下げ幅が0.5まで見通されていることで、週明けも円高が進むのでしょうか。

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