7月の景気動向指数が2カ月振りの上昇
内閣府が7月の景気動向指数を発表、2020年を100として、117.1と前月から3.0ポイント2カ月振りの上昇となったようです。
基調判断は「下げ止まりを示している」と据え置かれたようです。
8月も上昇となると基調判断も上方修正できるでしょうか。
7月の実質消費支出が0.1%のプラスに
総務省が7月の家計調査を発表し、実質消費支出が前年同月比で0.1%増となったようです。
物価変動の影響を除いた実質賃金が2カ月連続でプラスになりましたが、消費は収入の伸びまで届かず、節約志向が継続していることも垣間見れます。
NY株式市場、雇用統計で景気減速意識で下落
今朝終わったNY株式市場は、3指数共に下落。
ダウ平均株価は、410.34ドル安の40,345.41ドルと続落で終わっています。発表された雇用統計が市場予想の161,000人増に届かず、142,000人だったことで、景気減速が意識された売りが広がったようです。
9月の利下げはさらに意識され、これまでの予想の0.25から0.5までの見通しが広がっているようです。
日経平均、円高が進み4日続落
昨日の日経平均株価は、265.62円安の36,391.47円と4日続落しました。
雇用統計の結果を前に、警戒がひろがっていたようですが、為替相場もアメリカの利下げが意識されたのか、円高が進んだことも日本市場の売りを誘ったようです。
今朝のNY市場が下落していることや利下げ幅が0.5まで見通されていることで、週明けも円高が進むのでしょうか。