6月の景気動向が4カ月振りの下落|夏の簿0ナス2番目の高額に

時事

2024.08.08

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目次

6月の景気動向指数が4カ月振りの下落に

内閣府が発表した6月の景気動向指数(CI)が2020年を100として、113.7と前月から3.4ポイントの低下となったようです。

低下は4カ月振りでした。

基調判断は、前回から据え置いた「下げ止まり」となりましたが、7月のCIが低下となると基調判断も下方修正となり、再び景気の鈍化が進むのでしょうか。

夏のボーナス、1981年以来2番目の高額に

経団連が2024年夏のボーナスの最終集計結果を発表しました。

平均妥結額は前年比で4.23%増の941,595円と3年連続で増加し、1981年以降で2番目の高額となったようです。

NY株式市場、金利上昇で反落

今朝終わったNY株式市場は、3指数共に反落で終わっています。

前日はそれまでの下落の後で、買戻しも入りましたが、債券価格の下落で長期金利が一時3.97%に上昇したことで、株売りが広まり、ダウ平均株価は234.21ドル安の38,763.45ドルと反落して終わりました。

今後のFRBの利下げ、経済指標と注目されることが多くあり、アメリカ景気が注目されます。

日経平均、日銀の追加利上げ否定で続伸

昨日の日経平均株価は、前場は前日の急騰の後で売りが広がりマイナスで推移しましたが、日銀内田副総裁が「金融市場が不安定な状況で、利上げをすることはない」と発言したことを受け、市場に安心感が広がり、為替相場も1ドル=147円台後半まで円安・ドル高となったこともあり、414.16円高の55,089.62円と続伸して終わっています。

朝方900円強の下落の後、買戻しがあり一時1100円を超えてプラスとなる場面もありましたが、売り買い交錯した相場だったようです。

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