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5月の街角景気が3か月連続で低下に
内閣府が発表した5月の景気ウォッチャー調査(街角景気)で、現状判断指数(DI)が前月から1.7ポイント低下し、45.7と3か月連続で低下し、節目の50も3か月連続で低下しました。
中国地方のコンビニで、「電気料金の値上げや物価の高騰により、生活必需品以外の販売量が減少している」という話も出ているようで、足元の物価高、円安による消費の手控えムードが続いているようです。
水温が下がるラニーニャの影響で日本が気温が高くなる
気象庁が発表した、今後の見通しで、昨年春から続いていた南米ペルー沖の赤道付近で発生していた海面水温が高くなるエルニーニョ現象が終息したようです。
しかし、今秋にかけて海面水温が下がるラニーニャが発生する可能性が高く、日本では夏に気温が高くなることが懸念されているようです。
今年の夏も酷暑となり、秋も残暑が厳しくなるのでしょうか。
NY株式市場、金利据え置きを織り込んでも反発
今朝終わったNY株式市場は、3指数共に反発。
ダウ平均株価は、69.05ドル高の38,868.04ドルと先週末から反発しています。
今週の米連邦公開市場委員会(FOMC)と5月の米消費者物価指数(CPI)の発表を前に手控えムードが広がったことや、FRBが金利の据え置きを決めることが織り込まれていますが、今後への期待も高まっているのでしょうか。
ナスダックは5日に付けた過去最高値をさらに更新しています。
日経平均株価、円安戻りで反発
昨日の日経平均株価は、354.23円高の39,038.16円と先週末から反発して終わっています。
アメリカの利下げ期待後退や日米金利の上昇、為替相場が1ドル=157円台まで円安が進んだことで、日本市場では買いが広がったようです。
一時は400円を超える場面もあったようですが、上昇すれば利益確定売りが入り、39,000円台を回復して終わっています。
今朝のNY市場が強気の相場で終わっていることで、今日も上昇が期待できるのでしょうか。