米景気指数が上向き傾向に|株式市場、売り買い交錯

ライフプラン

2024.05.29

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米消費者信頼感指数が4か月振りに上昇

アメリカのコンファレンス・ボードが5月の消費者信頼感指数を発表。

102.0と前月の改定値から4.5ポイント上昇し、1月以来4か月ぶりに前期比プラスとなったようです。

アメリカはインフレ抑制で利上げを行い、高金利を維持していますが、依然として景気の鈍化がみられないことで、利下げ先送りが意識されていくのでしょうか。

米住宅が9か月連続で過去最高に

3月のS&Pコアロジック・ケース・シラー指数が前年同月比で6.5%上昇、9か月連続で過去最高を更新したようです。

住宅ローン金利が上昇していますが、中古住宅の在庫不足が要因で価格が上昇しているようです。

指数は318.14と1987年の集計開始以来で過去最高値を更新したようです。

NY株式市場、利下げ先送り失望とハイテク株の買い

今朝終わったNY株式市場は、ハイテク関連株の割合の高いナスダックとS&P500は続伸。

ダウ平均株価は、216.73ドル安の38,852.86ドルと反落しています。

利下げの先送りが意識され債券市場で長期金利が上昇したことで、ダウ平均は売りが優勢となりましたが、IT企業の業績が良かったこともあり、ナスダックとS&P500は続伸しています。

日経平均株価、半導体に利確売りで小反落

昨日の日経平均株価は、44.65円安の38,855.37円と小幅に反落しました。

国内の長期金利が1.035%まで上昇したことで、半導体関連株の売りが広がったようです。

今朝のNY市場がハイテク株買いが広がっていることで、日本市場でも買い戻しが入るのでしょうか。

ダウ平均と数値が交錯していますが、今日反発すれば、2日連続で日経平均が上回るのですが、ダウ平均の反落がどう影響するでしょうか。

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