米消費者信頼感指数が4か月振りに上昇
アメリカのコンファレンス・ボードが5月の消費者信頼感指数を発表。
102.0と前月の改定値から4.5ポイント上昇し、1月以来4か月ぶりに前期比プラスとなったようです。
アメリカはインフレ抑制で利上げを行い、高金利を維持していますが、依然として景気の鈍化がみられないことで、利下げ先送りが意識されていくのでしょうか。
米住宅が9か月連続で過去最高に
3月のS&Pコアロジック・ケース・シラー指数が前年同月比で6.5%上昇、9か月連続で過去最高を更新したようです。
住宅ローン金利が上昇していますが、中古住宅の在庫不足が要因で価格が上昇しているようです。
指数は318.14と1987年の集計開始以来で過去最高値を更新したようです。
NY株式市場、利下げ先送り失望とハイテク株の買い
今朝終わったNY株式市場は、ハイテク関連株の割合の高いナスダックとS&P500は続伸。
ダウ平均株価は、216.73ドル安の38,852.86ドルと反落しています。
利下げの先送りが意識され債券市場で長期金利が上昇したことで、ダウ平均は売りが優勢となりましたが、IT企業の業績が良かったこともあり、ナスダックとS&P500は続伸しています。
日経平均株価、半導体に利確売りで小反落
昨日の日経平均株価は、44.65円安の38,855.37円と小幅に反落しました。
国内の長期金利が1.035%まで上昇したことで、半導体関連株の売りが広がったようです。
今朝のNY市場がハイテク株買いが広がっていることで、日本市場でも買い戻しが入るのでしょうか。
ダウ平均と数値が交錯していますが、今日反発すれば、2日連続で日経平均が上回るのですが、ダウ平均の反落がどう影響するでしょうか。