2023年度の給与が1.8%増でも実質はマイナス
厚生労働省が発表した毎月勤労統計で、2023年度の所定内給与が前年同月比で1.8%増の325,504ええんとなったようですが、実質でみると1.7%のマイナスと足元の物価高の影響が大きく、実質で収入が増えていないようです。
2023年のオフィス空室率4年振りに低下
民間調査で2023年の東京23区の大規模オフィスビルの空室率が前年から0.1ポイント低下し、5.8%になったようで、4年振りの低下となったようです。
コロナウィルスにより、在宅勤務などが広まりましたが、少しずつ出勤することが戻ってきているようです。
NY株式市場、経済指標上昇で大幅続落
今朝終わったNY株式市場は、3指数共に続落。
ダウ平均株価は、605.78ドル安の39,065.26ドルと1年3か月振りの下げ幅となりました。
発表された新規失業保険申請件数が市場予想の22万件を下回る215,000件だったことや、購買担当者景気指数が製造業で50.9、サービス業で54.8といずれも市場予想を上回ったことで、景気の底堅さが確認され、再びFRBの利下げ期待が後退したことが影響しているようです。
まだまだ不透明な状況が続くのでしょうか。
日経平均、39000円台回復で反発
昨日の日経平均株価は、486.12円高の39,103.22円と3日振りの反発となりました。
米企業の好決算発表を受けて、日本市場でもハイテク株を中心に買いが入ったようです。
前日までの下げからの買い戻しも入り、39,000円台を回復、今朝のダウ平均を上回っています。
ただNY市場が続落していることで、今日は売りが優勢となるのでしょうか。