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2023年の消費支出は名目で増加でも実質では前年比2.6%減
総務省が発表した2023年の家計調査では、2人以上世帯の消費支出が月平均で293,997円となり、物価の変動の影響を除いた実質で前年から2.6%の減少となったようです。
減少は3年振りで、名目では1.1%増えていたようです。
2023年12月単月で見ると、329,518円と前年同月比で2.5%の減少で、10か月連続でマイナスとなったようです。
2023年の実質賃金は2年連続で減少
厚生労働省は2023年の毎月勤労統計調査を発表。
物価を考慮した1人あたりの実質賃金が前年から2.5%の減少となり、2年連続で減少となったようです。
名目賃金にあたる現金給与総額では1人あたり平均で、329,859円と前年同月比で1.2%増となっています。
名目賃金はプラスでしたが、上昇幅は前回から縮小しています。
日経平均、3日振りの反落
昨日の日経平均株価は、193.50円安の36,160.66円と3営業日振りに反落となりました。
前日のNY市場がFRBの利下げ先送り観測から3指数共に反落したことで、日本市場でも警戒感が高まったようです。
国内企業の決算発表が続く中で、自動車メーカーの上方修正が伝わると買い支えとなって、下げ幅は限定的となったようです。
NY市場、3指数共に反発
今朝終わったNY株式市場は、3指数共に反発で終わっています。
ダウ平均株価は、141.24ドル高の38,521.36ドルで終わっています。前日は利下げ先送り観測が強まり、景気後退への不安の売りが優勢となりましたが、ソフトランディングの期待も高いようで、下落したところの買い戻しが入ったようです。
長期金利の上昇や利下げ先送り、景気への期待や金利の増減による、持ち高調整など、複雑な相場が続いています。