日経平均株価、アメリカの景気動向を受け、安心感が広がる
昨日の日経平均株価は、160.79円高の33,585.20円と前日から反発しました。
前日にアメリカの経済指標が発表され、アメリカの景気が鈍化していることが確認できたことで、アメリカの利上げが終了し、今後の利下げ時期などが意識されるようになり、日本市場にも安心感が広がったようです。
週末の今朝のNY市場が、弱いながらも上昇していることで、週明けは買い先行で始まるでしょうか。
NY株式市場、力強さないものの利上げは終了の見方広がり続伸
今朝終わったNY株式市場は、3指数共に上昇。ナスダックとS&P500は続伸。
ダウ平均株価は、1.81ドル高の34,947.61ドルとほぼ横ばいで反発。
前日発表されたCPIやPPI、新規失業保険申請件数など、経済指標が低下していることを受け、FRBの利上げは終了し、今後の利下げについて意識が向いたことで、安心感が広がったようです。
ただ、足元の上昇に対して利益確定売りも多くなったことで、上値は重かったようです。
ただ市場が楽観的になるとFRBも釘をさすことも考えられ、方向感の定まらない相場が続くのでしょうか。