広島銀行、10年物定期の金利100倍に|東京23区の新築戸建て2.3%安

時事

2023.11.14

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広島県の地方銀行である広島銀行が10年物定期預金の金利を現行の0.002%の100倍となる0.2%としたようです。

日銀の長短金利操作(イールド・カーブ・コントロール)の運用の修正され、長期金利が上昇していることで、金利を引き上げることが決まったようです。

ただ10年もの長期を0.2%という低金利で預けるのは、実質の目減りが考えられます。10年預けるのであれば国債や債券型投資信託で運用しておいた方が有益に考えます。

10月の東京23区の新築戸建ての平均希望売り出し価格が、1戸当たり6,921万円となり、前月から2.8%安くなったようです。

最近の物価高で消費意欲が低下していることで、マイホーム購入を考える家庭も減っているのでしょうか。

政府は育児支援の一環として、時短金をする人向けに新しい給付制度を設ける方針のようです。

2歳未満の子どもを育てる親を対象に、毎月支払われる賃金に一定の料率を上乗せして支給する案となるようで、最大28日まで育児給付の給付率を手取りの実質10割に引き上げることになるようです。

昨日の日経平均株価は、17.00円高の32,585.11円と反発はしましたが、小幅な反発で終わっています。

前週末にNY市場が上昇して終わったことで、買い先行で始まりましたが、買い一巡後は利益確定売りも多くなり上値が限定的となったようです。

足元ではアメリカの金融引き締めの警戒が和らぎ、株式市場も少しずつ回復していますが、回復すると長期金利の上昇となり、株売りとなり、方向感がしっかりと定まっていない状態。

今朝終わったNY株式市場は、ナスダックとS&P500は反落、ダウ平均株価は、54.77ドル高の34,337.87ドルと小幅に続伸しました。

足元の金融引き締めの警戒感の和らぎで、買いも入っていますが、米消費者物価指数(CPI)の発表を前に手控えムードも広がっているようです。

インフレへの警戒は後退していますが、今回のCPIの発表で再び上昇してくると再び警戒感が高まる可能性もあり、今回のCPIの発表も注目です。

今後のインフレ抑制の効果や景気の動向がどうなっていくかにより、FRBの金融政策の方向が決まってくるので、まだ難しい相場となりそうです。

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