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家計の金融資産が初めて2100兆円を超え過去最高に
日銀が2023年4~6月期の資金循環統計の速報値を発表。
2023年6月末時点で、家計の金融資産が前年同月比4.6%増え、2115兆円と2100兆円を始めて超えて、過去最高を大幅に更新したようです。
株高による株式や投資信託の保有残高が拡大したことが要因にあるようです。こうやって国内でも資産運用を行う人が増えることにより金融資産が増え、インフレが起こることがわかります。
今後も継続できれば、日本も金融資産は増えていくのでしょうか。
国内長期金利が0.725%に上昇
国内債券市場で新発の10年物国債の利回りが、一時0.725%に上昇し、2014年1月以来9年8か月振りの高水準となったようです。
明日から開かれる日銀の金融政策決定会合で、植田総裁の政策転換への警戒感が強くなっているようです。
金利上昇は債券価格の下落となり、債券市場から資金が流出となっています。
派遣時給が過去最高を更新
三大都市圏の8月の派遣社員の募集時平均時給が1,686円と前年同月比で4.3%高くなり、過去最高を更新したようです。
求人数も大きく増えていて、特にIT系の時給が大きく増えて、全体を引き上げているようです。
注目のFOMCは金利据え置き、NY市場続落
今朝終わったNY株式市場は、注目のFOMCの結果を受け、想定通りの内容でしたが、今後の金融引き締めの長期化が意識されて、売りが優勢となり、3指数共に続落となりました。
ダウ平均株価は、76.85ドル安の34,440.88ドルと今後への期待の買い入っているのか、売り圧力はそれほど大きくないと感じる相場でした。
ただ、今後の経済の見通しは難しいという発言や今後の利上げを示唆する発言もあり、まだ先行き不透明な相場は続くのでしょうか。
日経平均株価、前日のNY市場の下落で続落
昨日の日経平均株価は、218.81円安の33,023.78円と大幅続落となりました。
33,000円は維持したものの、今朝のNY市場の結果を受け、売り先行で始まるのでしょうか。
今日は一時的に33,000円を割り込むのか、終値で33,000円を割ってしまうのでしょうか。