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ガソリン価格が186.5円と過去最高値更新
資源エネルギー庁が毎週発表している全国平均のレギュラーガソリンの店頭価格が1ℓ=186.5円と過去最高値を更新したようです。
値上がりは16週連続で、6月から段階的に減少されたいた補助金によって、値上がりにつながっているようです。
ガソリン補助金は7日から拡充され9月末は180円目標に
政府は、段階的に縮小しているガソリン補助金を7日から再び拡充していくようです。
先週は補助額が縮小していたこともあり9.7円でしたが、7日からは17.4円と大幅に増やし、9月末には店頭価格平均を180円に、10月末には175円程度まで下げる見通しとなるようです。
ただ年末まで産油国の自主減産が発表されていることで、今後も原油高傾向は続くのでしょうか。
NY市場は金利上昇や原油高で幅広く売り
今朝終わったNY株式市場は、3指数共に続落で終わっています。
米債券市場で、再び長期金利が上昇し一時前日に比べて0.04%上昇し4.30%になったことで、ハイテク株など割高感が意識され売りが多くなったようです。
また産油国の自主減産の発表を受け、今後の物価高への警戒感も高まり、幅広い銘柄に売りが入ったようです。
ダウ平均株価は、198.78ドル安の34,443.19ドルと続落となりました。
日経平均は円安が進み8日続伸
昨日の日経平均株価は、204.26円高の33,241.02円と今年5月以来の8日続伸となりました。
為替増場が1ドル=147円台後半まで円安・ドル高が進んだことで輸出関連株の買いが多くなったようです。
また原油高で景気後退への不安よりも、石油関連株の業績改善への期待が高まり、買いが多くなったようです。
今日はNY市場が続落していることや、8日続伸の後と高値圏になっていることもあり、利益確定売りも多くなるのでしょうか。