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6月の消費者物価指数2か月振りに拡大
総務省が発表した6月の消費者物価指数は2020年を100として、変動の大きい生鮮食品を除く総合で105.0と、前年同月比で3.3%上昇し、2か月振りに上昇幅が拡大したようです。
電気代の値上げや食品が高くなっているのが指数を押し上げたようです。
生鮮食品を含む総合ではアメリカの6月の消費者物価指数の3.0%上昇を上回る3.3%となったようです。
アメリカのCPIを超えてくると、今後は日本の金融引き締めが意識されてくるのでしょうか。
全国の最低賃金を900円以上に
連合の総合政策推進局総合局長が、2023年度の最低賃金を全都道府県が900円以上の水準となるように求めたようです。
同じく、「全国どこでも800円台(の地域)がない状況を実現すべきだ」と述べたようです。
インフレが続く中で、収入を増やし、実質の収入が減らないようにしないと、経済成長はあり得ませんね。
年金アプリのシミュレーターのアクセス330万回を上回る
厚生労働省は、公的年金額を試算するプログラムを民間企業向けに無料公開を始めたようで。家計簿アプリと連携し、個人ごとに老後資金を把握しやすくする方針としたようです。
家計簿アプリは金融機関やポイントサイトなどとの連携を行い、管理を容易にできるツールとなっていますが、アプリで一元化するのは、さらに利用者も増えるでしょうか。
私も家計簿アプリの利用は行っていますが、無料での利用には制限がかかってきているので、どこまで普及するでしょうか。
NY株式市場、ハイテク株の多いナスダックは続落
今朝終わったNY株式市場は、ナスダックは続落、ダウ平均株価とS&P500は上昇。
ダウ平均株価は、2.51ドル高の35,227.69ドルと2017年8月以来、5年11か月振りに10日続伸となりました。
ハイテク株への売りが優勢な中で、アメリカの経済への期待が市場を支えたようで、小幅でしたが続伸となったようです。
日経平均株価もハイテク株売りで続落
昨日の日経平均株価は、186.27円安の32,304.25円と続落しました。
前日のNY市場でハイテク株が売られたことで、日本市場でもハイテク株を中心に売りが広がったようで、一時は400円を超える場面もあったようです。
足元で円高が進んでいましたが、昨日は為替相場が円安・ドル高が進んだことで、買いが戻ってきたようです。
週明けは、ダウの10か続伸もありますが、ハイテク株の売りが優勢だったことで、日本市場でもハイテク株売りが先行するのでしょうか。