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3月の米消費者物価指数が9か月連続で鈍化
インフレ抑制が継続されているアメリカの3月の消費者物価指数が発表されました。
消費者物価指数(CPI)は、前年同月比で5.0%上昇しましたが、9か月連続で鈍化し、さらに市場予想の5.1%を下回り、インフレ抑制が効いていることが明らかになりました、。
次回会合の5月の利上げが0.25%とみることが有力となっていますが、今後の経済指標や銀行の貸し渋りによる景気後退があれば、利上げが終了する可能性もあるのでしょうか。
3月のビール系販売が回復
ビール大手4社の3月のビール系飲料の販売数量が、前年同月比で4%増えたようで、2か月連続で前年同月比を上回り、販売が回復しているようです。
特に外食需要の回復が顕著に出ているようで、瓶や樽の販売が約4割伸びて、業務用の販売が特に回復しているようです。
ガソリン価格、4週連続で上昇
資源エネルギー庁が毎週発表している全国平均のレギュラーガソリン店頭価格が前週から0.2円高くなり、1ℓ=168.3円と4週連続で値上がりをしたようです。
ガソリンの卸値価格が下がっているようですが、円安の影響もあるのでしょうか。
13日からの補助金額は17.2円となっているようで、来週は168円を割って値下げになるのでしょうか。
NY株式市場、CPI鈍化でも3指数下落
今朝終わったNY株式市場は、3指数共に下落となりました。
ダウ平均株価は、38.29ドル安の33,646.50ドルと5営業日振りに反落となりました。
注目の3月の消費者物価指数(CPI)が発表され、9か月連続で鈍化が確認されると、FRBの利上げペースの鈍化が意識され、買い優勢となったようですが、前回の議事要旨が公表されると、内容に注目され、今後の景気後退への意識が高まり、売りが優勢となり、反落となったようです。
ナスダックは3日続落、S&P500は続落となっています。
日経平均株価は4日続伸、今日は軟調?!
昨日の日経平均株価は、159.33円高の28,082.70円と4日続伸で終わっています。
前日のNY市場は、ナスダックとS&P500は下落しましたが、ダウ平均株価は4日続伸したことや著名投資家が日本の総合商社株の保有比率を高めたことで、買いが優勢となったようです。
今日は、今朝のNY市場の結果を受け、売り先行で始まりそうで、さらに利益確定売りも多くなるのでしょうか。