ロシアのウクライナ侵攻1年に|米失業保険申請件数減少

時事

2023.02.24

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目次

ロシアのウクライナ侵攻1年に

ロシアがウクライナに侵攻してから今日で1年となります。

世界各国の協力などがあり、ロシアの体力がいつまで持つかという見方をしていましたが、とうとう1年が経ってしまいました。

侵攻当初には世界経済も大きく揺れましたが、最近ではその他の影響の方が大きくなっているようです。

未だに終わる様相を見せないロシア・ウクライナ戦争ですが、早い終息を願います。

米失業保険申請件数が市場予想に反し減少

アメリカではインフレ抑制のために、景気を少し抑える対応を行っています。

少し景気鈍化が見えてきていましたが、少しずつ再び景気が上向いてきているのでしょうか。米新規失業保険申請件数が2月12日~18日の週間で192,000件と、前週の改定値から1,000件上方修正され3,000件減となったようで、市場予想の197,000件を下回ったようです。

NY市場、一時マイナスの場面もあったが反発で終了

今朝終わったNY株式市場は、3指数共に上昇。ナスダックとS&P500は続伸で終わっています。

長期金利が昨年11月の水準の3.97%まで上昇したことで、売りが優勢となる場面もありましたが、その後は上昇が一服したことを受け、買い戻しが入り、ダウ平均株価は、108.82ドル高の33,153.91ドルで終わっています。

新規失業保険申請件数が市場予想を下回ったことや、2022年10~12月期の米実質国内総生産(GDP)が上方修正されたことで、経済に対しては良い結果でしたが、今後のFRBの利上げが長期化するというネガティブな見方も混在し、上値を抑えて終わりました。

日経平均株価、大幅続落

昨日は天皇誕生日で休場の日本市場ですが、22日の日経平均株価は、368.78円安の27,104.32円と大幅続落で終わっています。

前日のNY市場の下落の流れを引き継いだ結果となったようです。

連休明けの今日の相場は、昨日のNY市場はハイテク株を中心に買い戻しもあり、今朝は3指数共に上昇していることで、買い先行で始まりそうですね。

さらにアメリカの利上げの長期化が意識される円売りドル買いも、日本株にはポジティブに動くのでしょうか。

吉野裕一

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