目次
NISAの買い付けに上限が設定?!
現在進められている、岸田政権の「資産所得倍増プラン」の議論の中で、NISAの買い付けに関して、生涯の買い付け上限を設けるという案が出ているようです。
公明党の税制調査会長が議論の内容を明らかにし、少額投資非課税制度(NISA)の恒久化と非課税保有期間の無期限化、投資枠の拡大が決められていますが、富裕層に有利という意見もあり、一生涯で買い付けができる上限を設定する見通しとなっているようで、中間層の支援という視点で議論する必要があると、投資上限については、これから検討する様子のようです。
今後、この投資上限も注目になります。
NY市場金利上昇で売り優勢
今朝終わったNY株式市場は、3指数共に下落
ダウ平均株価は、一時500ドルを超えて下げる場面もあったようですが、482.78ドル安の33,947.10ドルと再び34,000ドルを割り込んで終わっています。
11月の米サプライマネジメント協会(ISM)非製造業景況感指数が前月から2.1ポイント上昇し、56.5と3か月振りの改善となり、低下すると見込んだ市場予想を上回ったことで、FRBの金融引き締めが継続されるという見方が広がり、長期金利が上昇したこともあり、売りが優勢となったようです。
今後も、経済指標や長期金利の動向で、株式市場にも影響が続きそうです。
日経平均株価、僅かに反発でも、今日は期待薄
昨日の日経平均株価は、42.50円高の27,820.40円と僅かながらプラスで終わっています。
先週末に下落したことで、反発狙いの買いが優勢となったようです。
為替相場が円高に進んでいることで輸出関連株の売りも多くなっている様です。
ただ、再びアメリカの経済の落ち込みが弱いことが確認されていることで、金融引き締めの継続が意識され、為替相場も円安になってきていることで、今日の日本市場も売り優勢となるでしょうか。