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日銀金融政策決定会合の議事要旨公表
日銀が9月21~22日にかけて開いた金融政策決定会合の議事要旨が公表されました。
円安に対しての話が多く、非製造業や中小企業の収益悪化を中止する内容もありますが、幅広い値上げによる賃金上昇にも期待しているような内容も見受けられました。
ただ、今後の円安に対しても警戒しつつ、金融緩和の維持が全員一致で決まり、会合後に円買い介入が行われたようです。
ガソリン価格が3週振りに値下がり
資源エネルギー庁が発表した全国平均のレギュラーガソリンの店頭価格が前週と比べ0.1円安くなり、1ℓ=169.1円となったようです。
円安傾向は続いていることや原油の産油量も大きな変動はないものの、値下がりは家計にも嬉しいですね。
今後も円安の継続や原油の減産も言われていますので、これから暖房器具を使う機会が多くなる中で、どうなっていくでしょうか。
利上げペース鈍化への期待もあるが、NY市場3指数共に続落
米連邦公開市場委員会(FOMC)が開催され11月も0.75%の利上げが決定しました。
NY市場は、12月のFOMCでは利上げペースが鈍化するという期待もありましたが、パウエルFRB議長の記者会見で、利上げの停止時期について「非常に時期尚早だ」と指摘したことで、長期的な利上げが意識され、3指数共に続落となりました。
ダウ平均株価は、505.44ドル安の32,147.76ドルと大きく続落。
ただ、「金融政策が経済活動や物価に影響を及ぼすのに時間差がある点を考慮する」と今後の利上げ幅については柔軟な姿勢も見せたことで、一時400ドル以上の上昇もあったようです。
日経平均株、利益確定と様子見で小幅反落
昨日の日経平均株価は、15.53円安の27,663.39円と3日振りの反落となりました。
米連邦公開市場委員会(FOMC)を前に、日本市場も様子見ムードが強かったようです。ただ前日までの上昇で利益を確定する動きもあり、小幅に反落したようです。
また今日は日本市場は休場となっているので、今朝のNY市場の大幅続落はありましたが、FRBの利上げペースは織り込む済みだと思われ、今日のNY市場の結果が良ければ祝日明けに反発もあるのでしょうか。