9月の有効求人倍率9か月連続上昇
厚生労働省が発表した9月の有効求人倍率が1.34倍と9か月連続で上昇したようです。
10月から水際対策が緩和されることを受け、求人数が増えたのもありますが、国内の経済活動が少しずつ正常化しているのが見受けられます。
まだ本格的に正常化とは言えない状況で、10月の求人数も伸びる可能性があるのでしょうか。
私の居住地区の中国地方は 1.63倍と高い求人倍率となっており、2021年10月の1.39倍から横ばいの月もありますが、上昇傾向と全国平均よりも高い求人倍率が続いています。
特に島根県は1.75倍と、中国地方4県の中で一番高くなっています。
黒田日銀総裁は3%の物価上昇は一時的
昨日、金融政策決定会合を終え、黒田日銀総裁が記者会見を行いました。
2022年度の物価上昇率見通しを2.9%と上方修正し、現在の物価上昇率が想定外の3%台になっていることに対して一時的とし、来年度以降は1%半ばとなるという見方を示しました。
現在の円安が終わり、円高になるには、日本の政策金利を上げる必要がありますが、当面は金融緩和の継続が考えられますので、国内物価はまだ上がる可能性もあるのでしょうか。
黒田日銀総裁は、物価上昇に対し、賃金上昇も必要と考えているようです。
NY市場、3指数共に上昇、ダウ平均は6日続伸
今朝終わったNY株式市場は、3指数共に上昇しました。
ナスダックとS&P500は反発、ダウ平均株価は、828.52ドル高の32,861.80ドルと大幅に6日続伸となりました。
アップル社が好決算を発表したことで、IT関連やハイテク株に買いが多く入ったようです。
アメリカは、年内の利上げペースの鈍化が意識されながら、景気はそれほど悪くなっていないことで、再び景気の上向きが意識されてくるのでしょうか。
日経平均株価、前日のNY市場のハイテク株下落を受け、続落
昨日の日経平均株価は、前日のNY市場でハイテク株が大きく売られたことや、香港市場も下落したことで、売り優勢となったようです。
ただ下値はある程度維持され、27,000台割れは避けられました。
今朝のNY市場が大幅に上昇していることで、週明けの日本市場も買い戻しが多く始まるのでしょうか。
国内景気は、回復傾向にあり、街中にも海外渡航客の姿を多く見るように感じます。
円安効果で、訪日外国人観光客もまだ増えそうですね。