目次
NY原油の在庫増で5ヶ月振りの安値に
ニューヨークの取引所で原油先物相場が大幅に反落したようです。
期近の9月物先物は前日比で3.76ドル安の1バレル=90.66ドルで取引を終え、取引時間中に一時90.38ドルとほぼ5ヶ月振りの安値になったようです。
アメリカのガソリンと原油の在庫が市場予想に反して増えていることが要因のようです。
全国平均のガソリン価格2ヶ月振りに170円割れ
資源エネルギー庁が毎週発表している全国平均のレギュラーガソリンの店頭価格が1ℓ=169.9円と前週から0.5円安くなったようです。
値下がりは5週連続で、約2ヶ月振りに170円を割り込みました。
これからお盆となり、車で遠出をする人も増えることで、少し家計にやさしくなりそうですね。ただコロナの感染が再拡大しているので、行動自制も必要となります。
4日からの補助額も37.3円となり、補助がなければ208.4円となる見込みのようです。
NY市場、景気回復期待や地政学リスクへの過度の警戒ゆるみ反発
今朝終わったNY株式市場は、3指数共に3日振りの反発
ダウ平均株価は、416.33ドル高の32,812.50ドルと大幅高になりました。
米サプライマネジメント協会(ISM)が発表した7月の非製造業景況感指数が市場予想に反して上昇したことやペシロ米下院議長が何事もなく台湾を出国したことで、地政学リスクへの過度な警戒感も和らいだようです。
ただ中国はさらに軍事演習を行うことを公表したことで、この台湾と中国問題は長引く可能性もあるのでしょうか。
日経平均、円安で買戻し
昨日の日経平均株価は、147.17円高の27,741.90円と反発しました。
前日から為替が1ドル=133円台後半へ円安・ドル高が進んだことで、前日の下げから買戻しが入ったようです。
今日は今朝のNY市場が大幅反発していることやペシロ米下院議長が台湾を出国したことで、買い相場が継続するでしょうか。
コロナの感染再拡大で、お盆の帰省がどれくらいの規模になるかも気になります。