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イギリスやスイスで政策金利が大幅な利上げに
イングランド銀行が政策金利を0.25%引き上げ年1.25%にすると発表しました。イギリスでは2021年12月から5回号連続で利上げとなりました。
さらにスイスのスイス国立銀行は政策金利を現在のマイナス0.75%からマイナス0.25%と0.5%の引き上げを発表しました。スイスの利上げは15年振りとなり、今後についても「さらなる利上げが必要になる事は否定できない」と、今後の利上げの可能性も示唆しました。
アメリカの利上げに注目されていますが、世界的なインフレに対して、各国の金融引締めの始まりが明確となってきています。
県民割が範囲と上限額拡大
政府が7月から全国に対象を広げる旅行割引の支援事業である「県民割」の補助金路w1日1人あたり最大で1万円にするようです。
現在の県民割は1日1人最大6000円となっていて、4000円の増額となります。
またこれまでは地方内などでの旅行に限られていましたが、今後は全国展開し範囲が拡大されます。
NY市場、欧州の利上げに再び大きく反応
今朝終わったNY株式市場は、3指数共に反落となりました。
前日にFOMCが0.75%の利上げを決定したことに対しては、織り込み済みで反応は限定的でしたが、イギリスが利上げを発表した後、スイスも15年振りの利上げを発表したことで、世界的な金融引締めが意識され、再び警戒感が高まったようです。
ダウ平均株価は、741.46ドル安の29,927.07ドルと遂に30,000ドルも割り込みました。
今後、世界各国で利上げを行う国も多くあると思われ、金融引締めへの警戒感がいつまで続きでしょうか。
日経平均株価、前日のNY市場の流れ素直に
NY市場の影響を受けやすい日本市場は、反発しました。
日経平均株価は、105.04円高の26,431.20円と5日振りの反発となりました。
前日に0.75%の利上げが発表されても、これまでの下落で買戻しがあったNY市場の流れを引き継いだ形となっています。
今日はNY市場が欧州の利上げで金融引締めが世界規模で行われることへの警戒感が高まって下落していることで、日本市場にもネガティブな相場となりそうです。
さらに円安が若干和らいでいることも売り材料となるでしょうか