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ポテトチップスが2割値上げ
最近は毎月のように値上げの話題が上っているように感じますが、カルビー社のポテトチップス9品目が2割程度の値上げをするようです。
原油価格の高騰や円安によって、輸送コストや原材料費などの高騰が影響しているようです。
以前にスタグフレーションへの懸念がされていましたが、既にスタグフレーションは始まってきているようにも見えます。
3月の実質消費支出、前年比で2.3%減少
先日は厚生労働省の実質賃金の発表などがありましたが、総務省が3月の家計調査を発表しました。
2人以上世帯の消費支出が1世帯あたり307,261円となり、物価変動の影響を除いた実質では前年同月比で2.3%の減少となったようです。
勤労者世帯で見ると消費支出は343,686円と実質で前年同月比1.6%減少と4ヶ月振りの減少となったようです。
勤労者世帯は支出しなくてはいけない項目も多く、消費の減少も低くなっていますね。物価が上昇している中で、消費を抑えるのも限界が出てきそうです。
NY市場、ダウ平均株価は続落、ナスダック・S&P500は反発
今朝終わったNY株式市場は、3指数マチマチで終わっています。
前日まで大きく下げていた3指数に買いが入っていましたが、ダウ平均株価は米消費者物価指数の発表を前に警戒感も強く、売りが優勢となり、84.96ドル安の32,160.74ドルと年初来安値を更新。
ただ、長期金利の低下があり買い支えがありました。長期金利の低下でナスダックとS&P500は僅かながら買いが優勢となりました。
まだまだネガティブ要因が多い中で、上がれば売り、下がれば買いの相場が続きます。
日経平均株価、海外要因で続落
昨日の日経平均株価は、152.24円安の26,167.10円と3月16日以来の安値で終えました。前日のNY市場が大幅続落していたことや中国の景気鈍化への不安が高まっていたようです。
しかし、中国市場が上昇したことを受けて、一時は26,000円を下回る下げでしたが、買戻しも入ったようです。
今日は、NY市場が依然として軟調だったこともありますが、自律反発狙いの買いも入るでしょうか。