長期金利が一時0.25%と日銀の変動許容幅の上限に|円安が一時1ドル=125円台に

時事

2022.03.29

長期金利が日銀の変動許容幅上限の0.25%に

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国内の債券市場で長期金利が上昇しています。

新発10年物国債の利回りが一時0.25%となり、日銀が長期金利の変動許容幅とするプラスマイナス0.25%の上限に達しました。

長期金利が上昇するということは債券価格の下落を意味しています。日本国債から資金が流出していることも見えてきます。

日銀が「指し値オペ」を実施したようですが、日銀の提示価格が市場の実勢より安かったことで売却に応じる金融機関は午前中はゼロだったようです。

為替相場、一時1ドル=125円台に

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円安が止まりません。

昨日は為替相場が一時1ドル=125円台と2015年8月以来の円安水準となったようです。これまでは株への資金流入が要因でしたが、足元ではアメリカの金利上昇や地政学リスクで安全資産とされるドルに資金が流出していることが要因となっているようです。

1ドル=125円は、黒田日銀総裁が2015年の際に「これ以上の円安はありそうにない」と国会で発言しており、黒田ラインとされているようで、今後の日銀の円安対策がどう動いてくるかも注目です

円安が進むと資源を輸入に頼っている日本では物価上昇を引き込み、スタグフレーションとなる可能性が高くなります。

NY市場は3指数上昇で、ダウ3日続伸

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今朝終わったNY株式市場は、3指数共に上昇

ダウ平均株価は、94.65ドル高の34,955.89ドルと3日続伸となりました

前場は利益確定売りも出たようですが、買いが戻り35,000ドル目前まで値を戻しました。

今日は35,000ドルを意識する相場となりそうですね。

日経平均株価、10日営業日振りの反落

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日経平均株価は前週までに9日続伸となっていて、週明けは利益確定売りに押された相場となりました。

昨日の日経平均株価は、205.95円安の27,943.89円で終わっています。

中国の上海が都市封鎖を決めたことでネガティブになったことや、先週までの上昇で売りが優勢となったようです。

ただ円相場が1ドル=123円台前半となったことで、輸出関連株に買いも入り下落幅を縮小させたようです。

今日はさらに円安が進んでいることやNY市場が上昇している事を見ると反発は期待できるでしょうか

国内では円安による物価高や債券金利の上昇とネガティブ要因も出ています。

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