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2021年12月末の家計金融資産、初の2000兆円越え
日銀が発表した2021年10月~12月期の資金循環統計の速報値では、家計の保有する金融資産の残高が2021年12月末時点で、前年から4.5%増え、2023兆円と初めて2000兆円を超え、7四半期連続で増加したようです。
収入は新型コロナウィルス前と変わらないものの、行動制限もありお金の使い道が無くなっているのでしょうか。
また株式や投資信託などの投資性商品で利益が出て資産が増えていることもあるようです。
FRB、年7回の利上げ見通し
16日に開かれた米連邦公開市場委員会(FOMC)で2022年に年7回の利上げを行う見通しを示したようで、FRBが本格的に金融引締めに動くことが明らかになってきました。
1回の利上げ幅は、0.25%とした場合は、年内に7回の利上げを行うシナリオとなり、予測されていた年3回から大幅に増えた結果となりました。
この急激な金融引締めでアメリカ経済が耐えることが出来るのでしょうか。
英国は、0.25%引き上げ、コロナ前の水準へ
英イングランド銀行が政策金利を0.25%引き上げ、新型コロナウィルス前の水準となる0.75%にすると発表したようです。
英国でも金融政策の正常化が進んでいます。
世界的な金余りの状態で、今後もさらに利上げとなっていくでしょうか
NY市場、3指数続伸
今朝終わったNY株式市場は、3指数共に続伸
ダウ平均株価は417.66ドル高の34,480.76ドルと4日続伸となりました。ウクライナ情勢は依然として続いていますが、ロシアの債務不履行への懸念が和らいだことで、買いが優勢となったようです。
まだウクライナ情勢は続いていることで、今後の相場は先行き不透明が続きそうであり、FRBの年7回の利上げで先行き不安が高まるでしょうか
日経平均、大幅上昇で4日続伸
昨日の日経平均株価は、890.88円高の26,652.89円と大幅に上昇して4日続伸となりました。
ウクライナとロシアの停戦交渉が進展しているという情報が入り、安心感が広がったこともあったようですが、過度な期待は失望を招くので慎重な判断が必要
ただFRBの利上げに対して、予想を上回ったこともありましたが、警戒するほどではなかったようで安心感が戻ったようです。
まだ先行き不透明材料は多いものの、21日でまん延防止等重点措置の全面解除と経済への期待が戻ってくることも明るい材料となるでしょうか