ウクライナ情勢悪化で暗号資産の利用が増える
ウクライナ情勢がさらに悪化してきました。プーチン露大統領はウクライナに対して原子力爆弾での攻撃も示唆する発言をし、世界で緊張感が高まり、世界各国のロシアに対する制裁が強化されてきています。
そんな中で、ウクライナへの応援のためやウクライナの富裕層が資産を国外に移動されるために暗号資産の利用が増えているようです。
暗号資産のビットコインは10%近く上昇し、1BTC=480万円程度まで上昇しています。
2021年度の実質成長率2.6%
民間の総合経済データバンク「NEED」が日本経済モデルに内閣府が公表している2021年10~12月期の国内総生産(GDP)速報値を織り込んだ予測では2021年度の実質成長率は2.6%、2022年度は2.7%の成長の見通しとしています。
海外に比べ、日本は経済回復が鈍くなっていますが、近年にはない高い成長率となっていくでしょうか
ただ海外と同様に今後のインフレも考えられますが、日本ではある程度のインフレがあっても金融緩和の維持が必要でしょうか
日経平均株価、50円高で続伸
昨日の日経平均株価は、50.32円高の26,526.82円と前週末から続伸して終わっています
ウクライナとロシアの関係が悪化していますが、前週末のNY市場が大幅続伸した事を受けて、日本市場も買いが優勢となったようです。
ただ地政学リスクに対しての警戒感も高く上値は限定的だったようです。
今後、長期化の可能性も秘めてきたことで、この不安定な相場が少し続く事になるのでしょうか
NY市場、ウクライナ情勢で売り優勢
今朝終わったNY株式市場は、3指数マチマチの結果となっています。
ハイテク関連株の割合の多いナスダックは続伸、ダウ平均株価とS&P500は反落となっています。
ダウ平均株価は、一時500ドル以上下落する場面もあったようですが、引けにかけて買戻しもあり、166.15ドル安の33,892.60ドルと34,000ドルを再び割り込んで終わっています。
ウクライナとロシアの関係が悪化し、投資家のリスクオフムードが強まっています。また以前は安全資産として円に避難されていましたが、今は日本よりアメリカの国際が安全資産と考えられ、米国債に資金が流入しているようです。
債券に資金が流入するということで、10年債利回りが1.8%台前半と0.1%以上利回りが低下しているようです。