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9月の消費者物価指数、18ヶ月振りに上昇
総務省が発表している2000年を100とする9月の消費者物価指数(CPI)で、変動の大きい生鮮食品を除く総合指数が99.8と前年同月比で0.1%上がったようです。
プラスとなるのは実に18ヶ月振りにとなったようですが、上昇の大きな要因では原油価格の上昇があるようです。
一般のニュースでも多く言われてきているように思いますが、今後、スタグフレーションという景気後退でも物価が上昇していく可能性も出てきているのでしょうか。
NY市場、ナスダックとS&P500は反落、ダウ平均は過去最高値更新
今朝終わったNY株式市場は、前日の逆の結果となり、ナスダックとS&P500は反落、ダウ平均株価は、73.94ドル高の35677.02ドルと8月16日以来2ヶ月振りに過去最高値更新して終わっています。
企業決算発表で好決算が発表されていることが、景気回復への期待を高めているようです。
また10月の米購買担当者景気指数(PMI)が5ヶ月振りに前月を上回ったことも、景気回復が進んでいると広まったようです。
2021年度の実質成長率3.4%に
日経新聞社の総合経済データバンク「NEEDS」が日本経済モデルに2021年10月21日までに公表されている各種経済指標の情報を織り込んだ予測で、2021年度の実質成長率が3.4%となったようです。
また2022年度は3.4%の見通しとなっています。
全国的に緊急事態宣言やまん延防止等重点措置・自治体独自の規制が全面解除となってきていることで、年末に向けて個人消費が拡大するという見方が強くなっているようです。
遅れている日本経済の回復もようやく起こってくるでしょうか
日経平均株価、様子見ムードでも反発
昨日の日経平均株価は、96.27円高の28804.85円と反発しました。
中国の不動産大手の米ドル債の利払いの報道が入り、安心感が広がったようです。
ただ、来週から始まる主要企業の決算発表で様子見ムードも広がり、上値が重くなったようです。
来週からの決算発表で、好決算が多く出るようであれば、30000円も見えてくるでしょうか