最低賃金、3.1%増全国平均930円・ガソリン価格6週連続で上昇

時事

2021.07.15

最低賃金が3%上がり全国平均で930円に

中央最低賃金審議会の小委員会で、2021年度の最低賃金を全国平均で28円を目安に引き上げて、時給で930円とし、2002年度からの現在の時給で示す方式となって最大の上げ幅となったようです。

10月頃から新たな最低賃金が適用されるようです。

最近は、給与が上がらないとよく言っていますが、物価上昇以上に最低賃金が上がることで、景気への刺激があるでしょうか

 

 

ガソリン店頭価格、6週連続で値上がり

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資源エネルギー庁が毎週発表している全国平均のレギュラーガソリンの店頭価格が前週から0.5円上昇し、1ℓ=158.0円となったようです。

値上がりは6週連続で、原油価格は先週下落したようですが、前週に石油元売り各社が卸値を引き上げた事が店頭価格に波及したようです。

ただ新型コロナウィルスのインド型(デルタ型)の感染が広がっている事で、原油価格の下落もあり、来週以降で少し値上げも落ち着くのでしょうか

 

 

FRB議会証言で量的緩和縮小はまだ先

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米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長が議会証言で、国債などの資産を購入する量的緩和の縮小のテーパリングを物価安定と最大雇用という目標の実現に向けた「さらなる著しい進展」という基準に達するのはまだ先という認識を示したようです。

この事で、直近の物価上昇に対するテーパリングへの意識が少し退いてきたようです。

またイギリスでも6月の消費者物価が2.5%上昇し、2年10カ月振りの高水準となり、2%のインフレ目標を超えてきたようです。

世界的な金融緩和でお金が多く出回っている事や、新型コロナウィルスワクチンの普及が経済を回復に向かわせていて、一気にお金が動いているとも感じますね

 

 

NY市場、テーパリング不安後退で

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今朝終わったNY株式市場は、パウエルFRB議長の議会証言でテーパリングがまだ先だという事が意識されて、ダウ平均株価とS&P500は反発、ナスダックは取引時間中は反発していましたが、高値警戒感から続落で終わりました。

ダウ平均株価は、44.44ドル高の34933.23ドルと再び高い水準まで戻っています。テーパリングがまだ先になるという期待が高まっていますが、今後は景気回復への期待が再び戻ってくるでしょうか

 

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日経平均株価、NY市場の流れを

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昨日の日経平均株価は、109.75円安の28608.49円で終わりました。前日に、NY株式市場が3指数共に反落となったことや2日での上げ幅が大きくなったことで利益確定売りも多くなったようです。

注目されていたパウェルFRB議長の議会証言の様子見で昨日は終わりましたが、テーパリングがまだ先になるという事が伝わっている事で、今日の日本市場も安心感が広がる可能性は高いのでしょうか

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