世界家計の富、拡大が続く・国内REIT、価額回復で資金流出に

時事

2021.06.24

目次

世界の家計の富が金融緩和で増加

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クレディ・スイス・グループが調査した、金融資産や不動産などの価値から債務を差し引いた純資産で定義する世界の家計の富が2020年に28.7兆ドル(約3180兆円)増えたようです。

20年末時点で、418兆3420億円と19年末から7.4%増えているようです。

21年は更に株価の上昇もあり、さらに増える可能性もありますね。

 

 

コロナ前の価額を上回り、国内REITから資金流出

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国何の不動産投資信託(REIT)から資金が流出しているようで、設定額から解約額を差し引いた資金流出入額のETFを除いたものが126億円のマイナスと、4月から2ヶ月連続で流出しているようです。

背景にはコロナショックで大きく価額を落としたREITでしたが、経済活動再開への期待からコロナ前の水準を上回ったことで、利益確定の売りが広がっているようです。

REITは、株式の動きの後追いをする形になりますが、今回は少し動きが違うようです。ただ、今後経済活動が正常化していけば、再び買い戻しがありそうですね

 

 

4月の景気一致指数改定値、下方修正

内閣府が発表した4月の景気動向指数の改定値では、景気の現状を示す一致指数が前月比2.4ポイント上昇し95.3となったようです。ただ、速報値では前月比2.6ポイント上昇の95.5と速報値から下方修正となりました。

内閣府の基調判断では「改善」と速報じと同様の表現としています

 

 

ガソリン価格、3週連続上昇

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資源エネルギー庁が毎週発表している全国平均のレギュラーガソリンの店頭価格が前週比で1.1円上昇し1ℓ=155.6円となったようです。

値上がりは3週連続で、2年7ヶ月振りの高値水準となっています。

今後は、景気回復も期待出来る事で、今後も上昇は続くでしょうか

 

 

ナスダックは過去最高を更新、ダウは反落

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今朝終わったNY株式市場は、3指数まちまちの結果で、ダウ平均株価とS&P500は反落、ナスダックは3日続伸で過去最高値を更新しています。

早期の利上げへの警戒感は和らいでいる事で、買いが先行したようですが、景気敏感株に利益確定売りも出ているようです。

 

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日経平均、戻りに対して売り

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昨日の日経平均株価は、9.24円安の28874.89円と小幅ですが、反落となりました。

前日に今年最大の上昇となったことで、利益確定売りも出た事やNY市場が上昇しましたが、アメリカ経済への先行き不透明感があるのか売りが優勢となったようです。

今日は主な指標のS&P500とダウ平均株価が反落となっている事で、日本市場にも流れが引き継がれるでしょうか

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