年金制度改正5案検証始まる|為替相場が1ドル=154円台後半に

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夢の実現プランナー
広島のファイナンシャル・プランナー FP事務所MoneySmithの吉野です。

年金制度改正5案の検証始まる

今年10月に厚生年金加入要件が広がる年金制度ですが、厚生労働省はさらに厚生年金の加入要件を広げることや今後の年金給付を増やすことを目指す改正案5案の検証を開始したようです。

  • 厚生年金の対象拡大
  • 基礎年金の納付期間40年から45年に
  • 基礎年金の給付抑制を早期停止
  • 在職老齢年金の見直し
  • 保険料の基準額の上限上げ

現役世代では負担増となることになりますが、給付に関しては年金額が上がる案となるので、今後の検証結果に注目ですね。

為替相場が1ドル=154円台後半と34年振りの安値

アメリカの金利引き下げの先送りが意識されるばかりか、再利上げの可能性も意識させるようなアメリカ経済となり、為替相場に反映されています。

1ドル=154円台後半まで円安が加速し、約34年振りの円安となっています。

日本もゼロ金利政策を解除しましたが、まだ大きな金利上昇はなく、政策金利も引き上げていないので、アメリカとの金利差が開き、ドル買いが加速しているようです。

NY株式市場、ダウは反発でもハイテク株に売り

今朝終わったNY株式市場は、下げ相場が続いたこともあり、買い戻しの動きもありましたが、ハイテク株は長期金利の上昇や利下げ先送りが意識されて売りが広がったようです。

ダウ平均株価は、63.86ドル高の37,798.97ドルと7営業日振りの反発となりましたが、ハイテク株の比率の高いナスダックとS&P500は続落となっています。

足元の経済指標が上向いていることで、今後も利下げ先送りだけではなく、インフレとなり、利上げとなることも考えられるのでしょうか。

日経平均株価、日米金利差意識で大幅続落

昨日の日経平均株価は、761.60円安の38,471.20円と39,000円台を大きく割り込んで大幅続落となりました。

国内の長期金利も上昇はしているものの、アメリカとの金利差が広がり、相対的に割高感が意識され、国内の株も売りが広がったようで、ハイテク株を中心に売られたようです。

今朝のNY市場は、ハイテク株の売りが続いていますが、昨日の下げからの買い戻しはあるのでしょうか。

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