ガソリン価格が前月から横ばいに｜9月の税収は1.6%減少

2023.11.02

ガソリン価格が8週振りに下げ止まり

資源エネルギー庁が毎週発表している全国平均のレギュラーガソリンの店頭価格が1ℓ=173.4円と前週から横ばいとなり、8週振りに値下がりが止まったようです。

ただ政府目標の1ℓ=175円は下回っているので、効果は反映されていますが、今後のエネルギー需要により値上がりはあるのでしょうか。

財務省が発表した、9月の一般会計税収が37,760億円と前年同月比で1.6%の減少となったようです。

賃上げによる所得税収は増加したようですが、法人税の還付や消費税の減少などで税収が減少したようです。

注目されていた米連邦公開市場委員会（FOMC）が開催され、会合後にパウエルＦＲＢ議長が会見を行いました。

会合では、全会一致で政策金利の据え置きが決定され、予想通りの結果となったようです。今後の金利の誘導目標も5.25%~5.5%と変更はなく、年内に1回の利上げが見込まれることになりましたが、現在の堅調な経済下でインフレを抑え込むことができるのでしょうか。

今朝終わったNY株式市場は、3指数共に続伸。

ダウ平均株価は、221.71ドル高の33,274.58ドルと3か続伸で終わっています。

注目されていたFOMCで政策金利の据え置きが決定されたことで、金融引き締めの警戒感が後退し買いが多くなったようです。

ただ、堅調な経済が続いている中で、今回の金利据え置きと年1回の利上げで、インフレが抑制できるのか注目となります。

昨日の日経平均株価は、742.80円高の31,601.65円と800円に迫る勢いで大幅続伸となりました。

前日のNY市場が3指数共に続伸したことや、為替相場が1ドル＝151円台となったこと、足元の下げの後だったことで、買いの勢いが強くなったようです。

今朝のNY市場がFOMCを終え、更に続伸していることで、今日も買い先行で始まるのでしょうか。ただ、大きな上昇の後は利益確定売りも出やすくなりそうですが、32,000円を試す場面もあるのでしょうか。