7月の消費支出5か月連続でマイナス|産油国減産で原油高に

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夢の実現プランナー
広島のファイナンシャル・プランナー FP事務所MoneySmithの吉野です。

7月の消費支出が5ヵ月連続でマイナスに

総務省が発表した7月の家計調査では、2人以上の世帯の消費支出が物価変動の影響を除いた実質で前年同月比で5.0%の減少と、5か月連続でマイナスとなったようです。

足元では名目の金額では増えていた傾向にもありましたが、物価高の影響か名目も281,736円と前年同月比で1.3%となったようです。

また勤労世帯の実収入も物価変動の影響を除いた実質で前年同月比で6.6%、名目でも3.0%の減少と景気が鈍化していることが伺えて来ます。

産油国の減産で原油価格が高まる

産油国が減産傾向にありますが、サウジアラビアが現在行われている自主減産を12月まで延長すると表明しました。

またロシアも年末まで減産することが発表され、原油先物相場では8日続伸となったようです。

日本ではガソリン補助金の延長が決まりましたが、今後の原油高、円安でまだ上昇していくのでしょうか。

NY市場は原油高でインフレ懸念の売り優勢に

連休明けの今朝終わったNY株式市場は、3指数共に下落して終わりました。

産油国の年内の自主減産の延長を受け、今後の原油高によるインフレへの不安が高まり、売りが優勢となったようです。

ダウ平均株価は、195.74ドル安の34,641.97ドルと反落しました。

アメリカの経済が緩やかに鈍化しながらインフレ率が低下するのは良いのですが、原油高によるインフレが進むとさらにFRBの引き締めが継続するのでしょうか。

日経平均は33,000円を超えて7日続伸

昨日の日経平均株価は、97.58円高の33,036.76円と約1か月振りに33,000円を超えて続伸しました。

前日にNY市場が休場でしたが、為替相場が円安に進んだことや投資家心理がリスクオンムードになっていることで節目の33,000円の壁も超えて上昇したようです。

実質消費支出や実収入がマイナスとなっていることや原油高が上昇傾向にあることで、今日の日本市場は売り優勢となるのでしょうか。

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