日銀の金融政策決定会合で変動幅を緩和|株式市場は実質の利上げと大幅下落

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広島のファイナンシャル・プランナー FP事務所MoneySmithの吉野です。

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先日、注目となったアメリカの連邦公開市場委員会(FOMC)で金融引き締めの長期化が意識されましたが、日本でも日銀による金融政策決定会合が開かれ、長期金利の変動幅の上限をこれまでの0.25%から0.5%と変動幅を大きくとることになりました。

このことにより、市場では、実質的な金融引き締めと捉える結果となりました。

これまでは長期金利が0.25%上がれば、日銀による買いオペが入るという金融緩和となっていましたが、これからは0.5%まで上がるまで、買いオペが行われないということで、日本の長期金利の金利上昇となることになります。

日経平均株価、日銀の実質利上げで大幅続落

昨日の日経平均株価は、669.61円安の26,568.03円と27,000円も割り込んで4日続落となりました。

日銀の金融政策決定会合で長期金利の変動幅の上限をこれまで0.25%から0.5%と変動幅を大きくとったことで、実質的な利上げと市場は捉え、株式が売られました。

市場関係者は、今回の決定会合でも金融緩和の継続が期待されていたことで失望売りとなったようです。

さらに実質の利上げが意識され、円買いも進んでいます。

世界的な利上げが続く中で、今後の日本の金融政策はどうなるのでしょうか。

NY市場、これまでの下落から買い戻し

今朝終わったNY株式市場は、92.20ドル高の32,849.74ドルと5営業日振りに反発となりました。

今回の反発は、今後の景気上昇への期待ではなく、前日までに1,350ドルの下げとなっていることから、短期的な買戻しが入ったようです。

また世界的な金融引き締めが進む中で、遅れていた日本も実質的な利上げが意識されたことで、今後も世界的に経済の引き締めが起こると意識されて上値は限定的だったようです。

来年からの経済動向がどれくらいのものになるか注目です。

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