こんにちは
金利上昇・株価下落・・・
アメリカ市場は、アメリカの長期金利が６年１０ヵ月振りの高さとなる３．０９％まで上昇した事で、利回りで見た割高感から売りが広がったようです。
ダウ平均株価は、9営業日振りの下落となり、１９３．００ドル安の２３，７０６．４１ドルで終わりました。
ここで割高感が高まっていますが、分散投資の説明の時に例を挙げるのですが、株は不確実な利回りで債券は確実な利回りと言えます。
仮に今の様に株に投資して３％程度の見込みを望むよりも、確実に３％を受け取れる債券の方が魅力を感じる人が増えるのです。
ただ今後は、債券を買う人が増え、債券価格が上昇し、利回りは低くなるので再び人気が無くなってくると言えます。
こういったように、株と債券は相反する動きをするのがセオリーと言えます。
今回の株式市場の下落は、政策金利の利上げペースも加速するという憶測も広がった為、下落しているのですが、経済指標は好調で、全米住宅建設業協会が発表した５月の住宅市場指数は７０と、前月の改定値から２ポイント上昇したようです。
上昇は５ヵ月振りとなり、今後へ期待したいところですが、金利が上がればまた下落してしまいそうですね。
日本市場は利益確定売り・・・
一昨日、大きく上昇した日経平均株価でしたが、短期的な過熱感が意識され、４営業振りの反落となったようです。
４７．８４円安の２２，８１８．０２円で終わりました。
ただ今日、内閣府から発表される１～３月期の実質国内総生産(ＧＤＰ)速報値が９四半期ぶりにマイナス成長になると予想されている事もあったようですね。
今日は、アメリカ市場の下落の後でもあるので、ＧＤＰがマイナスとなるだけでも悪材料となりますが、予想以上のマイナスにならない事を期待します。
中国のインフラ投資減速・・・
中国の成長を支えてきたインフラ投資が１～４月期が前年同月比で１２．４％増にとどまり、伸び率が縮小してきているようです。
中国では沿岸部と内地で未だに格差があるようですが、インフラ投資が縮小する事で地方間格差が更に広がりそうですね。
皆さん、溢れる様な素敵な一日を・・・(^o^)
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