ガソリン価格が2週連続で上昇|8月の電気料金を電力全社が値下げに

時事

2025.07.31

an empty gas station



ガソリン店頭価格が2週連続で上昇

資源エネルギー庁が毎週発表している全国平均のレギュラーガソリン店頭価格が1ℓ=174円と前週から0.4円上昇しました。

先週から引き続き、原油価格の上昇がガソリン価格に転嫁されているようです。

現在、注目されている旧暫定税率の撤廃が年内にもある可能性が高まっていますが、ただ、補助金は無くなる可能性は高く、現在より10円程度安くなるだけでしょうか。


8月の電気料金を電力全社が値下げに

大手電力会社10社が8月使用分の家庭向け電気料金を発表。

政府からの補助金が7月使用分より増額されることから、全社で値下げとなるようです。

下げ幅が大きいのは、沖縄電力で前月から219円安く、最少は関西電力の104円となるようです。

酷暑が続く中で、日中だけではなく夜もクーラーの使用が必要となり、電気料金が安くなるのは有難いですね。


NY株式市場はFRBの結果を受けてダウは続落

今朝終わったNY株式市場は、ナスダックとS&P500は反発。

ダウ平均株価は、171.71ドル安の44,461.28ドルと3日続落で終わっています。

トランプ大統領から利下げを要求されている米連邦準備理事会(FRB)ですが、今回の米連邦公開市場委員会(FOMC)でも、政策金利の据え置きを決定、追加利下げに慎重な姿勢を見えました。

利下げがあれば、アメリカ経済の支えとなるという見方が多かったようで、利下げ見送りで、売りが広がったようです。

ただ、ハイテク株の多いナスダックやS&P500には、買いが入り、S&P500は過去最高値を更新しました。


日経平均株価、日米金融政策様子見で小幅続落

昨日の日経平均株価は、19.85円安の40,654.70円と3日続落で終わっています。

日本時間ではアメリカのFOMCの結果が発表前ということもあり、様子見ムードが広がったことや、日銀の金融政策決定会合の発表も控えていることで、手控えた相場となったようです。

今朝のNY市場が、FOMCの結果を受けて、ダウは続落していますが、ナスダックとS&P500は反発しています。

日銀金融政策決定会合で利上げが据え置かれると、買いが広がるのでしょうが、果たしてどのような判断になるのでしょうか。


吉野裕一

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吉野裕一 吉野裕一

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