米の平均価格が3カ月振りに3000円台に|株式市場、中東情勢不安残りつつもNY市場反発

時事

2025.06.24

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米の平均価格が3カ月振りに3,000円台に

備蓄米が放出された影響もあり、米の平均価格が5キロ3,920円と約3カ月振りに3,000円台になりました。

前週からは256円安くなっています。

とはいえ、まだ高い水準となっていて、今後の備蓄米の流通と新米の出荷が始まってから、さらに価格が抑えられてくるのでしょうか。


NY株式市場、地政学リスクより利下げ期待

今朝終わったNY株式市場は、3指数共に反発。

ダウ平均株価は、374.96ドル高の42,581.78ドルで終わっています。

イランとイスラエルの軍事衝突の地政学リスクへの不安はあるものの、ポウマンFRB副議長が次回の米連邦公開市場委員会(FOMC)で利下げを支持すると発言したことで、株式の買いが広がったようです。

ただ中東情勢が激化してしまうと原油価格の高騰も考えられ、今後の不安が残る形となっています。


日経平均株価、地政学リスク負担で3日続落

昨日の日経平均株価は、49.14円安の38,354.09円と3日続落で終わっています。

週末にアメリカがイランの核施設にミサイル攻撃を行ったことで、地政学リスクへの不安が高まり、売りが優勢となったようです。

為替相場は1ドル=148円台まで円安に進む場面もありましたが、地政学リスクへの不安の方が勝り続落となったようです。

今朝のNY市場が利下げ期待での反発となっていることで、為替相場が再び1ドル=146円台まで円高となりましたが、反発の期待はあるのでしょうか。


吉野裕一

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