8月の有効求人倍率小幅低下、失業率は改善
厚生労働省が発表した、8月の有効求人倍率が1.23倍と前月から0.01ポイント低下したようです。
依然として人手不足となっているようですが、物価高でコストが上昇していることで求人を控える動きがあったようです。
同日、総務省が発表した完全失業率は2.5%と前月から0.2ポイント改善しているので、求職者数も減少しているようですが、求人数の減少が大きくなっているようです。
8月の税収が還付金の減少で大きく増加
財務省が発表した、8月の一般会計税収が前年同月比で25.8%増と大きく増加したようです。
所得税は41.5%増と大きく増加し、法人税も還付金の減少により黒字になったようです。
NY株式市場、中東情勢不安で3指数下落
今朝終わったNY株式市場は、3指数共に下落。
ダウ平均株価は、173.18ドル安の42,156.97ドルと4営業日振りに反落となりました。
イスラエルとイランの軍事衝突が激化していることで、リスク回避の売りが広がったようです。
また前日までにダウ平均は過去最高値を更新していたことで売りが出やすい相場でもあったことを考えると、下げ幅は限定的だったのでしょうか。
日経平均株価、買戻しあるも勢いは弱い
昨日の日経平均株価は、732.42円安の38,651.97円と大幅反発となりました。
前日に石破ショックともいわれる売りが広がったことの反動もありますが、前日の下げからすると戻りが弱いとも感じます。
また為替相場も前日の円買いから、日銀の追加利上げ観測の後退で、円売りとなり、1ドル=144円台まで円安が進んだことも輸出関連株の買いにつながったようです。
ただ、先日の下げからは戻りが弱い中で、今朝のNY市場が中東情勢不安の売りが入ったことで、今日は売り先行となるのでしょうか。
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