月例経済報告で前月から判断を維持
政府が9月の月例経済報告を発表。
国内の景気判断を「一部に足踏みが残るものの、緩やかに回復している」と2カ月連続で景気判断を据え置きました。
日銀の実質の金融引き締めが始まりながら、物価上昇が進んでいることで、なかなか消費活動が上向いていっていないのでしょうか。
FOMCで0.5%の利下げ決定
米連邦準備理事会(FRB)は、米連邦公開市場委員会(FOMC)で、通常の0.25%ではなく、倍の0.5%の利下げを決定。
0.25%の利下げ予想が多かった中で、0.5%の利下げがある可能性もあったことで、大きなサプライズとはならなかったようです。
今回の利下げで、景気の上向きがどれくらいの大きさになってくるのでしょうか。
NY株式市場、利下げ歓迎でも織り込み済みで下落
今朝終わったNY株式市場は、3指数共に下落となりました。
注目されていたFRBの利下げでしたが、多くの予想に反して、0.5%の利下げとなりましたが、市場では0.5%も織り込み済みだったことで、大きなサプライズとはならず、利益確定売りが多くなり、ダウ平均株価は、103.08ドル安の41,503.10ドルと続落となりました。
ハイテク株の割合が多いナスダックとS&P500は反落しました。
今回の利下げ幅で、今後のインフレが再び戻ってくるのか、景気が上向いていくのか注目になります。
日経平均株価、円安進行で輸出関連株に買戻し
昨日の日経平均株価は、176.95円高の36,380.17円と3営業日振りの反発となりました。
FRBの金融政策発表を前に売りもありましたが、前日から円安進行が進んだことで、反発となったようですが、上値は限定的となりました。
今朝のNY市場が利下げ織り込み済みで、下落していることで、今日の日本市場も反落となるのでしょうか。
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