財政検証の結果、年金支払い5年延長は見送り
5年に1度行われる年金制度の財政検証の結果が発表されました。
現在の国民年金の40年間の支払いを45年間に5年延長する案も出ていましたが、財政検証の結果、現在の株高や雇用延長などによる雇用延長や女性の就労参加が進んだことなどがあり、5年前の財政検証よりも見通しの改善しました。
5年間延長は低所得者を中心とした負担感が大きく、国民の理解を広く理解を得られないと判断し、今回は保険料支払い延長は見送られたようです。
2024年の賃上げが平均で5.1%と33年振りの水準
連合が2024年の春季労使交渉の回答の最終集計結果を発表。
基本給を上げるベースアップと定期昇給を合わせた平均賃上げ率が前年から1.52ポイント高くなり、5,1%となったようです。
5%を上回るのは、日本のバブル期につけた1991年以来と33年振りとなったようです。
NY株式市場、ダウ平均は利確が優勢で反落
今日のNY市場は祝日前で時短取引となりました。
ダウ平均株価は、23.85ドル安の39,308.00ドルと前日から反落、ナスダックとS&P500は続伸して過去最高値を更新しています。
非製造業景況感指数が発表され、5月の53.8から低下し、48.8と市場予想よりも下回り、さらに50を割り込んでいることで、FRBの利下げ期待が高まったことや長期金利が低下したことで、相対的に株の割高感も和らいだようですが、ダウ平均は祝日前とあり、利益確定売りが優勢となったようです。
祝日開けは、米景気の鈍化が意識された相場となるのでしょうか。
日経平均、500円超えの大幅続伸
昨日の日経平均株価は、506.07円高の40,580.76円と500円を超える大幅続伸となり、4日続伸で終わっています。
前日のNY株式市場の結果を受けて、ハイテク株を中心に買いが広がったようです。
前日に40,000円を超えていましたが、500円を超える大幅続伸で、節目の40,500円も超えて終わりました。
為替相場も依然として、円安が推移していることで、輸出関連株の関連株も買いが入ったようですが、利益確定売りも入ったようです。
NY株式市場が、まちまちな結果でしたが、今日は3月22日に付けた過去最高値を狙えるのでしょうか。
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