米GDP2週連続で悪化
米労働省が1~3月期のアメリカの実質国内総生産(GDP)の速報値を発表しました。
年率換算で前期比1.1%のプラスと、市場予想の2.0%プラスから大きく下振れしています。
ただ個人消費は好調で、前期比3.7%と前期の1.0%のプラスから大きく改善しています。
FRBとしては、GDPの鈍化で利上げペースを検討するでしょうが、0.25%の利上げはあるのでしょうか。
株式市場は企業の好決算で上昇
NY株式市場、ハイテク企業の好決算で反発
今朝終わったNY株式市場は、3指数共に大きく上昇して終わりました。
ハイテク株の企業決算が良かったことで、ハイテク株全体に買いが入ったようで、ダウ平均株価は、524.29ドル高の33,826.16ドルと大幅反発となりました。
ハイテク関連株の割合の高いナスダックは2%以上の続伸で終わっています。
今後のGDPの緩やかな鈍化と企業業績の安定があれば、FRBの金融引き締めもソフトランディングできていくのでしょうか。
日経平均株価、国内企業の好決算を受け反発
昨日の日経平均株価は、41.21円高の28,457.68円と小幅ですが反発しました。
国内の企業決算の発表が相次ぐ中で、好決算を受けて買いが優勢となったようです。ただ前日のNY市場が軟調だったこともあり、売り先行で始まり上値も限定的となったようです。
今朝のNY市場が好決算を受けてハイテク株の買いが多くなっていることで、日本市場のハイテク株への買いが優勢となるのでしょうか。
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