10年物国債の利率が早くも0.5%に|12月の消費者心理は4か月振りに改善

みなさん、こんにちは

ライフプランに対して、キャッシュフローを作成し、問題点を洗い出し、改善点のアドバイスや資産運用、保険見直し、住宅ローン見直し、終活に関する相談、節約術など総括的にプランニングします。

夢の実現プランナー
広島のファイナンシャル・プランナー FP事務所MoneySmithの吉野です。

10年物国債の利率が早くも0.5%に

財務相が10年物国債の入札を行いましたが、最高落札利回りが0.5%となり、先日、日銀が変動幅を0.25%から0.5%に引き上げたばかりですが、早くも上限の0.5%に達しました。

昨年も日銀の買いオペが行われていますが、今年もこのペースでいけば、近いうちに買いオペが行われる可能性もありますね。

今後の長期金利の動向にも注目です。

12月の消費者心理は4か月振りに改善

内閣府が発表した2022年12月の消費動向調査では、消費者心理を表す消費者態度指数が前月から1.7ポイント上昇し、30.3と4か月振りの改善となったようです。

年末年始に3年振りに行動制限がなかったことも改善につながった要因のようです。ただ、足元では経済指標も鈍化傾向にあり、今後の経済の方向性はどうなっていくのでしょうか。

NY市場、金融引き締め長期化に意識高まる

今朝終わったNY株式市場は、3指数共に反落となっています。

昨日も金融引き締めの長期化は意識されていましたが、取引終了間近で買い戻しがあり、3指数共に上昇で終わりましたが、今日も警戒感は継続し、売りが優勢となったようです。

発表されている経済指標が軒並み、予想を上回る好結果となっていることが、利上げ長期化を意識させているようです。

パウエルFRB議長も言っているように利上げによるインフレ抑制には時間差があるため、今後の景気鈍化が見えてくるのはいつになるのでしょうか。

ただ、利上げ幅は縮小したものの、長期化が意識されるのは続くのでしょうか。

日経平均株価、反発したものの今日は期待薄か

昨日の日経平均株価は、103.94円高の25,820.80円と反発して終わっています。前日のNY市場が上昇したことが、日本市場も買いが優勢となったようです。

ユーロ圏ではインフレ減速の兆しが見えてきていることで、落ち着きを取り戻しているようですが、未だアメリカのインフレ減速への期待が少ないことで、方向感の見えない相場が続いています。

岸田首相は企業に5%の賃上げを要求しましたが、この要求が通れば、物価上昇以上の賃上げとはなりますが、日本企業にこの対応が可能なのかも難しいと感じます。

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