FOMC議事要旨で利上げペース減速の多数意見
米連邦準備理事会(FRB)が、今月1~2日に開いた米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨を公開しました。
現在の急激なインフレに対する意見が多い中で、大多数の参加者が「近いうちに利上げペースを減速することが適切になる可能性が高い」と主張していたようです。
今後の経済指標の結果次第ということもありますが、景気後退を避けながらインフレ抑制という難題をどう乗り越えるでしょうか。
利上げペース減速期待でNY市場続伸
今朝終わったNY株式市場は、3指数共に続伸で終わりました。
FRBがFOMC議事要旨を発表し、利上げペースの減速の意見が多かったことで、景気の上向きが期待され、買いが優勢となったようです。
ダウ平均株価は、95.96ドル高の34,194.06ドルで終わっています。
株価の上昇は、長期金利の上昇にもつながり、今後は再び売り買い交錯する相場となるのでしょうか。
米購買担当者景気指数が5か月連続で50割れ
11月の米購買担当者景気指数(PMI)の速報値が、総合指数で46.3と前月から1.9ポイント下落し、5か月連続で50を下回ったようです。
高インフレや金融引き締めで、需要が落ち込んでいるようで、ユーロ圏内でも50割れが続いているようです。
需要が低下するということはインフレ抑制には良い方向になりますが
需要が低下するということはインフレ抑制には良い方向になりますが、経済の低迷への不安もあり、今後の欧米の経済がどれくらい落ち込むのかも注目です。
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