日銀短観の大企業景況感が3期連続で悪化
日銀が発表した9月の全国企業短期経済観測調査(短観)によると、大企業製造業の景況感を示す業況判断指数(DI)が6月の調査から1ポイント悪化してプラス8となったようです。
プラスは維持したものの、悪化は3四半期連続となり、景気後退が考えられます。ただ非製造業景況感はコロナウィルスの影響が和らいでいることで、2四半期連続で改善しプラス14となったようです。
今後は円安、物価高などによる消費縮小がどれくらいになるのか注目です。
NY市場、米製造業景況感が悪化したことで、大幅反発
今朝終わったNY株式市場は、3指数共に大幅反発となりました。
ダウ平均株価は、765.38ドル高の29,490.89ドルと29,000ドルを回復して3営業日振りに反発しました。
9月の米製造業景況感が悪化したことで、金融引き締めが和らぐという見方が広がったことや長期金利が低下したことで、買い優勢となったようです。
ただ金利が低下し、債券市場から株式市場に資金が流出すると債券価格が低下し金利上昇となることで、また株売りも考えられるでしょうか。
9月の新車販売、軽自動車販売が大幅改善
9月の新車販売台数が前年同月比で17.8%増の242,042台と昨年から大幅に増えたようです。また刑事奏者の販売台数も前年同月比で35.6%増の153,121台となったようです。
足元の金余りなどで購買意欲が戻ってきたのでしょうか。
日経平均株価、前日のNY受けても反発、今日は続伸か?
昨日の日経平均株価は、278.58円高の26,215.79円と節目の26,000円台を回復して反発しました。前日までの下落で買い戻しが多くなったようです。
今朝のNY市場が大幅反発して終わっていることで、今日の日本市場も明るいムードが広がるでしょうが、続伸となるでしょうか。
このところの不安定な相場では、上がれば利益確定売りが出やすくなりそうです。
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