日銀が現在のインフレは理想的なインフレではない|ダウ年初来安値、日経26,000円割れ

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日銀が現在のインフレは望ましくないインフレ

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日銀の金融政策決定会合を終え、黒田日銀総裁が記者会見を行いました。

現在のインフレは「資源価格上昇によるコストプッシュ型のインフレで、我々が目指す物価上昇とは異なっている」と望ましくないインフレを強調し、「金融を引き締めると、さらに景気の下押し圧力になる」と金融緩和を継続することを強調しました。

日銀の金融緩和継続の意思を受け、為替相場は海外の金融引締めも勘案し、1ドル=134円と急落しました。

今後の更なる利回り格差が考えられますね。

米景気先行指数3ヵ月連続低下、ダウ平均は年初来安値に

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米調査会社コンファレンス・ボードが発表した2016年を100とした5月の景気先行指数が118.3となり、前月から0.4%低下し、3ヶ月連続で低下となったようです。

前日まで大きく下落していたNY市場はナスダックとS&P500は買戻しの勢いが強く反発して終わっています。

ダウ平均株価は、FRBの金融引締めの継続と景気後退が意識されて、終値は38.29ドル安の29,888.78ドルと年初来安値を更新して終わっています。

資源価格の上昇も大きく影響しているようで、金融引締めと物価上昇による景気低迷のFRBのかじ取りにも注目ですね。

日経平均株価、前日のNY市場の大幅下落受け

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昨日の日経平均株価は、前日のNY市場が金融引締めへの警戒感が高まり反落した事を受け、反落しました。

468.20円安の25,963.00円と再び26,000円を割り込んで、1ヶ月振りの安値水準となりました。

一時は700円以上の下げもあったようですが、日銀の黒田総裁が金融緩和を継続する意思が伝わると買戻しも入ったようです。

今後の海外との政策金利の差により、為替相場も円安に進む可能性も出てきて、国内景気の回復にも期待したいですが、逆に海外の景気後退も意識されてきているように見えます。

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