FRBテーパリング加速・金融引締め前倒し
米連邦準備理事会(FOMC)を終え、パウエルFRB議長が記者会見を行いました。
今回のFOMCでは、テーパリング(量的緩和縮小)の資産購入額の削減額を2022年1月から毎月150億ドルから300億ドルとし、2022年3月には購入額をゼロにするというテーパリングを2倍に早めました。
さらに2022年にゼロ金利政策を解除し、計3回の利上げを行うという予想が多くなったようです。
急激なインフレについても一時的という文言が無くなり、今後のインフレへの警戒感が高まったようです。
NY市場、FRB議長記者会見を受け
今朝終わったNY株式市場は、3指数共に反発
ダウ平均株価は、383.25ドル高の35942.88ドルと大幅反発となりました。
FOMCを終えて、テーパリングの加速や金融引締めの前倒しが発表されましたが、これまでのパウエルFRB議長の記者会見などで、テーパリングや金融引締めは織り込み済みとなっていたことで、負のサプライズとはならず、今後の経済の正常化への期待が高まったようです。
今後はオミクロン株の感染状況がどれだけ経済に影響を及ぼすかも注視が必要ですね
日経平均、小幅に反発・今日は期待か・・・
昨日の日経平均株価は、27.08円高の28459.72円と続落を予想していましたが反して小幅反発となりました。
日本株の上昇幅が大きくなく、足元の下げで割安感が高まったようで、押し目買いが入ったようです。
国内の10万円の全額現金給付が多く取り入れられることで、景気への期待もこれから高まるでしょうか
今日は今朝のNY市場がFOMCを終え上昇に転じていることで、日本市場も続伸となるでしょうか
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